勇気づけライフの勧め187号「不適切な行動・子供なりに筋が通っている」2017・3・31

おはようございます。3月も終わりですね。
あっという間に桜の季節に入りそうです。

それでもまだ昨日あたりは雪がちらちら降っていましたので、気候の安定しない季節です。
皆さんもどうぞ体調管理に気を付けてこの時期を過ごしていきましょう。

さて不適切な行動について、その続編です。

小学校へ上がるぐらいになればほとんどの場合には不適切だとわかっていてその行動を続けているということを書きましたが、大概不適切な行動については親は叱って終わりです。

小学校の頃、夏休みなど長期の休みになると、学校から「夏休みの友」なんていうワークブックが渡されて、それを一冊解くことになっていました。

教材業者が提供する全国に流通している教材だったんだろうなと今はわかりますが
岩手の田舎の小学生には???な問題がたくさん。(笑)

解けない。算数なんかはさっぱりわからない。
だから進まないんですよね。夏休みの日々だけがどんどん過ぎていく。

親に進んでいないと言っては怒られる。
仕方がないので適当に答えを書いてページを埋めたら間違っていると叱られた。

で小学校の4年生の時だったと思うんですが、解答を親がある引出しに隠してあるのを発見して、それを盗み見ました。

今まで全然できなかったのがオール正答になるんですから
当然その盗み見は親の知るところとなり、さらに叱られました。

その時に理不尽だなと思ったんです。

解らないから書けないのに叱られ、書いたら書いたで間違っていると言われて叱られ、間違わなければいいのかと回答を見て書けば叱られ、どうすりゃいいの?と子供心に思ったんです。

もちろん私はその時自分の行動が不適切だとわかっていながらやっていたんですよね。

大事なのは子どもは子どもなりに考えてやっている。ってこと。

不適切だからと頭ごなしに叱るのは簡単なことです。でも不適切な行動にもちゃんと子供なりに筋が通ったストーリーがある。

それじゃその時にどういう対応だったらよかったのか?

進まない⇒理由を尋ねる⇒わからない⇒一緒に解こうか?考えようか?
などの代替案があれば・・と思いました。

今の子どもだったら「分んないから書けない、解けない」とはっきり言うかもしれません。

私は小学校まではほとんど大人に向かって言葉を発しない子供でした。問われれば答えるという感じでした。
(今の私を知っている人からは想像できないでしょうね。笑)

これも自分の目的から見ると不適切な行動です。(大人に向かって言葉を発すればろくなことにならない・安全を守りたいが目的だったんだろうと思います。)

言葉を発しないから解決へ向かえないという悪循環を起こしていたんですよね。

いずれにしても不適切な行動で目的を達成する癖がつくと、具体的な代替案が提示されない限りそれが不具合であることがわかっていながら続けることになります。

代替案を提示する、提案する、は大人が子どもにできる大事な勇気づけになると思います。

今の方法が不適切であるとわかっているのにやっている子供は多少なりとも罪悪感を感じています。目的を達成するためには仕方がないと思いつつ、、でもやっぱり駄目だよなあって思ってます。

だから叱らないで一緒に考えてもらえたり、他の方法を教えてもらえるのはうれしいと思うんです。

そうするとこれも立派な勇気づけになる。

子どもの不適切な行動を叱る前にまず子供なりに筋があってやっていることを知っておき、それを子どもにたずねてみる。

実は大人でもそうなんですよね。

今現在自分がやっている方法はなんとなくうまくないなと感じながらも、どうしたらいいのかわからないので仕方なく続けている。

自分なりの筋が通っているはずで、その辺に気が付くと別の案を自分で考えたり他の人に相談して別の方法を模索したりという行動に向かっていくでしょう。

ライフスタイルを診断して行動パターンを探るというのはこういう時にお役にたてる方法だと言えます。

今回もお読みいただきありがとうございます。