勇気づけライフの勧め170号「自分の問題にするということ」2017・2・2

おはようございます。アドラー東北の高橋です。
まもなく節分ですね。
今朝は雪かきをしていたので若干いつもより配信が遅れました。

さて、今日はある事例についてお伝えします。

ある知り合いが私のところに電話をかけてきました。
同居している姑とうまくいかないのです。

一度家を出たのですが、結局のところご主人が長男だからと再三再四口説かれて、またもどってしまいました。
家賃はかからないし、若干の生活費を入れればそれで衣食住は保証されるのですから、戻れば戻ったなりにメリットはあるといいます。

問題は、顔を合わせれば、何かにつけて自分たちの行動や暮らしぶりについて姑が口をだすのでたまったものではないというのです。

前回と同じままの関係・対応を続けていれば同じ結果になることでしょう。
本人もその辺りが不安だと言います。

電話はいつもの愚痴です。
でも私もいつも同じ話を聴くのは・・と思い、ちょっと提案してみました。

「あなたはどうしたいの?このままだとどうなるかしらね?」

「だよねえ、このままだとまた自分の我慢の限界が来て家出になりそう。。」

「姑さんにどうしてもらえればいい?」

「いちいち自分たちの生活に口を出さないでもらえるといいなと思うの。せめて今の半分でも・・。」

「そうね、それを伝えることはできる?」

「ええ~無理かも・・お互いに感情的になって怒っちゃうかも。。」

「怒ってしまったらどうなるの?」

「家の中が嫌な雰囲気になるでしょう?そういうの嫌なんだよね。。」

「なるほど、自分の要求は聞いてもらいたいけど、雰囲気が悪くなるのは嫌なのね。」

「そうそう何かいい方法がないかしら?」

「言い方でいくらか回避は可能かなと思うんだけど、もしも嫌な雰囲気にならないで伝えられるかもしれない、としたら伝えることはできそうかしら?まあ100%はないんだけれど。相手のあることだからねえ。」

「う~ん、どうかなあ、結構根性がいるような気がする。。」

「そっかあ、それならその根性が持てたらまた電話くれるかな?今はそれ以上言ってあげられることはないなあ。。」

「うん、わかった。。いつも話を聴いてくれてありがとう。またね。」

彼女はまだこの問題を自分の問題として引き受けていないことはお分かりでしょう。

自分の行動(相手に自分の要求を伝える)の結果(感情的になり雰囲気が悪くなる)を引き受ける気持ちを持てないでいる。だからこれはまだ自分の問題として捉えていないのです。

もしかしたら相手との関係が悪くなるかもしれない、雰囲気が悪くなるかもしれないという結果を引き受けるリスクは負わないままで、自分の要求が通ればいいと思っていて、これは行動の責任をとらないというある意味虫のいい話なのです。

今のまま何も行動を起こさなければ自分が我慢して表面上の平和は保たれる。そののほうが楽だからとも言えるでしょう。

いつも同じところを回っている状態というのはこういうことです。

自分の気持ちを伝えるに伴うリスクを負えないと考えている。
行動を起こさないというのもこれでしょう。

行動を変えると何が起こるかわからない。今のままでいればとりあえず平和である。でも自分を変えたいと思っている。どうしよう・・・というわけです。

実際に姑との関係が一時的に悪くなったとしても、それで口出しが減れば、それはそれでいいし、もし破壊的になったとしても自立して生活のできる能力があるのですから、自分の実際の生活には何にも影響はないし困らないはず。。

次に電話が来るんだろうか。。。と思いつつ、自分可愛さは誰にでもあることで、そこを越そうとするのは最初は勇気が必要だし、勇気づけ合う仲間がいるとやれるし、そういう仲間を持てていることが大事なんだろうなと。。

ちょっとの勇気で事態はガラッと変わるんだがなと・・そんなことを考えた一日でした。

皆さんもやってみたいことがある、相手に伝えたいことがある、行動を変えたいと思っている、でもそのことに伴うリスクを考えると、、ということがきっとあると思います。

でも実際そのリスクを具体的に予測してみると決定的破壊的な事態にはならないケースがほとんどです。

もしそういう起こり得る事態について自分一人では考えると不安なので相談してみたいという方がおられましたら勉強会をご利用くださいね。
仲間が勇気づけで支えてくれます。どうぞご活用くださいませ。

今回もお読みいただきありがとうございました。